2011-09-13 [写真とJAZZ]
さて、今回はお盆休暇を利用して、青森県八甲田山、岩木山、白神山地へ行きまして、まずは八甲田山登山の様子を、お伝えします。
八甲田山は日本百名山のひとつでもあり、雪中行軍遭難でも有名な山ですね。標高は大岳の1584mですが、緯度が高く、雪も深く、寒さの厳しい山ですので、高山植物の宝庫と言われております。それは、遅い雪解けがつくる、多くの湿原を持っているからだそうです。春から晩秋にかけて、様々な高山植物が次から次と咲き競い、短い季節を謳歌します。
今回は、仙台から高速で5時間、八甲田山麓の秘湯「酸ヶ湯温泉」(スカユオンセン)に前泊しての山行です。
今回の登山ルートです。最もポピュラーなコースで、湿地帯が3つあり、約5時間から5時間半かかります。
宿泊した酸ケ湯温泉です。
風光明媚な山の一見宿として、昔ながらの清純、素朴な風情を残していて、総ヒバ造りの仙人風呂をはじめいろいろな温泉が楽しめ、年間を通じ、湯治や周辺探勝の拠点として賑わっております。
温泉は硫黄泉の白いお湯で、あの特有の匂い、そして豊富な湯量、最高の温泉でした。
登山口です。天気は雨上がりで風も強く、登山には今ひとつでしたが、せっかく来ましたので、登らないわけには行きません。
しばらくは、深いオオシラビソの森の中を登りますが、1時間ほど登りますと、視界が開けます。
このようなガラ場となります。
最初の湿原、仙人岱です。この辺の高山植物はみごとですが、8月も中旬のため、花の数は少ないようです。しかし、いくつかの植物が一生懸命咲いていました。
イワオトギリです。あちこちにたくさん咲いていました。
キンコウカも群生しておりました。
タチギボウシです。大きい花を付けますね。
ウメバチソウです。これもあちこちにたくさん咲いていました。
ウサギギクも元気に咲いていました。
エゾシオガマです。
イワギキョウです。山頂の手前の急斜面に1個だけ咲いていました。
湿地帯から山頂にかけては急登となりますが、またもや強風で、視界もゼロ、残念な登山となってしまいました。
八甲田山山頂です。強風とキリのため、長居はできず、すぐ下り始めました。
大岳避難小屋とその後ろに見えるのが山頂です。この辺でようやく風も止み、視界が開けてきました。
下りの山道です。遠くに見える建物は、ロープウェイの山頂駅です。ここを下ると2つ目の湿原、上毛無岱があります。
上毛無岱から大岳山頂を望みました。
上毛無岱と下毛無岱を結ぶ階段で、なんと280段あります。登りは大変でしょうね。
以上、今回は八甲田山メインのルートを1周した様子を、お伝えしました。
たしかに、湿原もあり、高山植物も数多く咲き、とてもいい山でした。天気のいいとき、また来たい山ですね。
さて、今回の演奏は、トリオです。ピアノはM,S嬢、ベースはM,T氏、そしてドラムは私目です。
曲名は「Everybody Loves Somebody」、聴いた事があると思います。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
+キーを最大にしてお聴き下さい。
八甲田山は日本百名山のひとつでもあり、雪中行軍遭難でも有名な山ですね。標高は大岳の1584mですが、緯度が高く、雪も深く、寒さの厳しい山ですので、高山植物の宝庫と言われております。それは、遅い雪解けがつくる、多くの湿原を持っているからだそうです。春から晩秋にかけて、様々な高山植物が次から次と咲き競い、短い季節を謳歌します。
今回は、仙台から高速で5時間、八甲田山麓の秘湯「酸ヶ湯温泉」(スカユオンセン)に前泊しての山行です。
今回の登山ルートです。最もポピュラーなコースで、湿地帯が3つあり、約5時間から5時間半かかります。
宿泊した酸ケ湯温泉です。
風光明媚な山の一見宿として、昔ながらの清純、素朴な風情を残していて、総ヒバ造りの仙人風呂をはじめいろいろな温泉が楽しめ、年間を通じ、湯治や周辺探勝の拠点として賑わっております。
温泉は硫黄泉の白いお湯で、あの特有の匂い、そして豊富な湯量、最高の温泉でした。
登山口です。天気は雨上がりで風も強く、登山には今ひとつでしたが、せっかく来ましたので、登らないわけには行きません。
しばらくは、深いオオシラビソの森の中を登りますが、1時間ほど登りますと、視界が開けます。
このようなガラ場となります。
最初の湿原、仙人岱です。この辺の高山植物はみごとですが、8月も中旬のため、花の数は少ないようです。しかし、いくつかの植物が一生懸命咲いていました。
イワオトギリです。あちこちにたくさん咲いていました。
キンコウカも群生しておりました。
タチギボウシです。大きい花を付けますね。
ウメバチソウです。これもあちこちにたくさん咲いていました。
ウサギギクも元気に咲いていました。
エゾシオガマです。
イワギキョウです。山頂の手前の急斜面に1個だけ咲いていました。
湿地帯から山頂にかけては急登となりますが、またもや強風で、視界もゼロ、残念な登山となってしまいました。
八甲田山山頂です。強風とキリのため、長居はできず、すぐ下り始めました。
大岳避難小屋とその後ろに見えるのが山頂です。この辺でようやく風も止み、視界が開けてきました。
下りの山道です。遠くに見える建物は、ロープウェイの山頂駅です。ここを下ると2つ目の湿原、上毛無岱があります。
上毛無岱から大岳山頂を望みました。
上毛無岱と下毛無岱を結ぶ階段で、なんと280段あります。登りは大変でしょうね。
以上、今回は八甲田山メインのルートを1周した様子を、お伝えしました。
たしかに、湿原もあり、高山植物も数多く咲き、とてもいい山でした。天気のいいとき、また来たい山ですね。
さて、今回の演奏は、トリオです。ピアノはM,S嬢、ベースはM,T氏、そしてドラムは私目です。
曲名は「Everybody Loves Somebody」、聴いた事があると思います。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
+キーを最大にしてお聴き下さい。
2011-09-13 11:53
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コメント(7)
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こんにちは。
蔵王も高山植物が多いですが、ここもたくさんあっていいですね。
温泉あり、湿原あり、山あり、高山植物ありで素晴しい山ですね。
天候ばかりは自分の思う通りにならないですね。
by 海を渡る (2011-09-13 15:25)
八甲田山、岩木山、白神山地(秋田側、青森側)は訪れているのでレポが楽しみです。
by pulsar (2011-09-13 19:26)
八甲田山は昨年、白神山地は一昨年訪れているので懐かしいです。
千人岱の清水はこんこんと湧き出していておいしかったですが、今の時期はどうなっているのでしょう。
by tochimochi (2011-09-13 23:59)
お天気が悪くて残念でしたね。それでも可憐な高山植物の数々。これだけでもうれしいです。八甲田山は、本も読み、映画も見ました。あの雪深さ、吹雪が忘れられません。今は、登山道も整備されているようですね。
>Everybody Loves Somebody
たった3語のタイトルなのに、とてもおしゃれに聞こえてしまいます。メロディ-は聞き覚えがあります。
by 雀翁 (2011-09-14 12:37)
私も昨年から八甲田山に登っています。
10月初旬〜中旬になると紅葉がきれいで、急な階段から眺める下毛無岱はとてもきれいですよ。
ぜひ、またいらしてみてくださいね。
by だびょん (2011-09-14 20:45)
八甲田には20年以上前に一人ドライブで行ったことがあります
歩いたことはないのでまた行ってみたくなりました
Everybody Loves Somebody この曲を聴いたのも何年振りでしょうか
誰の唄だったかなと調べてみたら、Dean Martinの大ヒット曲でしたね
今回はタイムトリップした気分です
by COLE (2011-09-19 13:20)
皆さん、いつもナイスやコメントありがとうございます。
by drumusuko (2011-09-20 17:23)