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2018-08-26 [写真とJAZZ]

 さて、今回はスペイン旅行第3弾、目玉のバルセロナ、ガウディーの建築物の紹介です。

この日は、朝バレンシアのホテルを出発して、途中休憩をはさみながら、約4時間かけてバルセロナに向かいます。

バレンシアのホテル
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花達
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地中海が見えました。
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そうこうしているうちに、バルセロナ到着です。
昼食のパエリアを食べて、ガウディー設計の建物見学スタートです。ガウディーは、1852年カタルーニャ地方で生まれ、数々の建築物を設計し、1926年、サグラダファミリア建築中に亡くなっております。

カサ・バトリョです。2005年に世界遺産に登録されておりますが、人はそのまま住んでいるとの事です。1877年に建設され、1904年から2年かけて、ガウディは改装を行ったとのことです。

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屋根の一部が丸く盛り上がっていて、まるでドラゴンのように見えることから、当地の聖人サン・ジョルディの竜退治の伝説をなぞっていると言われているそうです。その他にも諸説あるようです。

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次に向かったのは、カサ・ミラです。
1906年から1910年にかけて建設され、ガウディ54歳の時に設計した建物です。1984年に世界遺産に登録されています。

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この建物は直線部分をまったく持たない建物になっていて、外観の波打つ曲線は地中海をイメージして作られたそうです。

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2階にある喫茶店の天井も波打っていました。
11 カサ・ミラ2F喫茶店内部の天井のデザイン.jpg


次に向かったのは、超有名な建物、サグラダファミリアです。
現在は、アルハンブラ宮殿や、プラド美術館を抜いて、スペインで、最も観光客の多い場所だそうです。やはり、予約は時間まで指定されていますが、それでも大変混んでました。

全体図
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外観
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この中の彫刻には、日本人制作の彫刻もあります。

この建物は、1882年に着工したそうですが、ガウディは、2代目建築家に就任しましたが、当時は無名だったそうです。以降、一から設計を練り直し、1926年に亡くなるまで、ライフワークとして取り組んだそうです。

ガウディーは、設計図を書かず、デッサンが主で、詳細は建築職人の棟梁と打ち合わせしながら進めていったとの事で、これも驚きです。

2005年には、建築途中であるにもかかわらず、世界遺産に登録されております。

かつては、300年かかると予想されていたそうですが、スペインの経済成長や、拝観収入等で建設は加速されていて、21世紀に入ってからは、ITや、建設技術の進歩もあり、公表では、ガウディ没後100周年目の2026年には、完成すると言われ、これが現実となれば、着工後144年の工期で完成することになるそうです。

現在は6棟の塔が建ち上がっていますが、中央の塔は「イエスキリストの塔」と呼ばれ、完成すると172.5メートルの高さとなり、欧州で一番高い宗教建築物になるそうです。

どちらにしても、圧倒的な存在感で、言葉での表現が見当たらないほど、すばらしい建物です。

内部も、2次曲線を逆さにした柱のデザインや、ステンドグラスなど、外観同様、あまりに素晴らしすぎて言葉になりません。

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以上、ガウディの建築物の紹介でした。
次回、スペイン旅行最終第4弾は、同じくガウディのグエル公園等に行った様子をお伝えしましょう。これもまた、素晴らしい公園です!

さて、今回の演奏も我々のバンド演奏、曲は「Estate」ボサノバの有名な曲ですが、私はこのテーマのメロディが好きで、たまに演奏しています。1曲が結構長いですが、なかなかいいですよ。
ボサノバと言っても作曲はイタリア人ブルーノ・マルティーノと言う人ですが、ブラジル人のジョアン・ジルベルトが歌ったことで、世界的に有名になりました。

前回同様、You Tubeに載せましたので、興味のある方は、ご覧下さい。

https://youtu.be/JSvXdbA_HD8

nice!(23)  コメント(8) 

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コメント 8

ちょいバリ親父

ちょうど20年前、社用にてヨーロッパを回る際、バルセロナを訪問したので大変懐かしく思えました。
サグラダファミリア、かなり工事進捗が早くなっていますね。
内部の階段のデザインにすごく興味を覚えたのを思い出しました。
by ちょいバリ親父 (2018-08-26 16:58) 

g_g

ガウディー設計の建物,外壁の彫刻が凄いですね。
内部も独特な丸みがある設計が何とも落ち着く感じです。
今回の曲、若かりし頃ボサノバのリズムが好きになり
覚えるのに必死になった頃を思い出しました。


by g_g (2018-08-26 19:07) 

tochimochi

ガウディの建物はすごいですね。
140年経っても住み続けてるとは驚きです。
設計図無しに建てたというのもすごいですね。
by tochimochi (2018-08-26 21:52) 

tarou

お早うございます、菅沼合掌造りに
コメントを有難うございました。

スペインへは、ガウディの作品を見に行きたいと
思っています。ステンドグラスを通して柔らかな
光が良いですね(^_^)v
Youtube見ましたよ、生演奏を聴きながら
一杯やりたいですね。


by tarou (2018-08-27 08:40) 

drumusuko

□「ちょいバリ親父」様
 20年前社用、そう言えばヨーロッパ研修旅行ありましたね~!
 私は行った事ありませんが、東北でも何人か参加したようです。
 あと数年で完成ですので、きっと更に素晴らしい建物になると思 います。
by drumusuko (2018-09-02 16:39) 

drumusuko

g_g様
そういえば、以前ベースをやられていたとお聞きしました。
ボサノバは、どれを聴いても、良いですね~。アントニオカルロスジョビンはすごいですね。
by drumusuko (2018-09-02 16:43) 

drumusuko

tochimochi様
ガウディの考え方は、当時の常識をはるかに先行していたようです。ちょっとした遊び心もあり、まれにみる才能の持ち主ですね。
by drumusuko (2018-09-02 16:45) 

drumusuko

tarou様
そうなんです。ステンドグラスからのやわらかい光とそれを受ける曲線の天井や壁、すべて計算された設計だと思います。ぜひお出かけ下さい。絶対満足されると思います!
by drumusuko (2018-09-02 16:47) 

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