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2023 07 28 田代山(オサバグサ) [写真とJAZZ]

 さて、今回は6月下旬に「田代山」に登った様子をお伝えしましょう。
この田代山は花の百名山に指定されていて、高山植物の多い山として親しまれております。

隣にはオサバグサで有名な帝釈山があり、ともに燧ケ岳や会津駒ケ岳と同じ尾瀬国立公園内に位置しております。自宅からは車で3時間ほどかかりますが、この時期オサバグサが見られるようなので、出かけてみました。

田代山全景(ネットから引用)
このような山なので、登山口からは木製の階段などで急登が続きますが、山頂は広い湿原になっていて木道が回っています。山頂付近にはトイレや避難小屋があり、そこを過ぎるとオサバグサが咲く帝釈山に続きます。
2-田代山山頂.jpg


3-田代山チラシ.jpg


今回の登山ルート
国道352号線で湯の花温泉まで行き、そこから林道を約13km行った所に猿倉登山口があります。大きな駐車場とトイレも完備されていますが、この時期オサバグサを見たさに多くの登山者が登りますので、すでに満車、何とか路上に止めることができました。
1-田代山登山コース.jpg


猿倉登山口
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何と登り始めてすぐにコケイランが咲いていました。
大変珍しいランでなかなかその姿を見ることは難しいランです。
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沢沿いにもいくつか植物が花を付けていました。
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9-ラショウモンカズラ.jpg


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階段状の急な登山道を登り続けます。
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登山道の傍らにもいくつか咲いていました。

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更に登山道を先に進みます。
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しばらく登りますと、小さな湿原があります(小田代)。
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ここでは湿原の植物が咲いていました。
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さらに30分ほど急な登山道を登ると、大きな湿原の山頂に着きます。

奥の方に、会津駒ケ岳や燧ケ岳が見えました。
19-山頂湿地帯.jpg


山頂1971mです。
20-田代山山頂.jpg


チングルマ
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帝釈山方面の入り口付近にミツバオウレンが咲いていました。
NHK朝ドラ「ランマン」の万太郎の母親が好きだった花バイカオウレンはこの花の仲間です。
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そこから帝釈山に向かう途中から、目指すオサバグサがたくさん咲いていました。
中部と東北の一部に咲く一属一種の貴重な植物です。ちなみに葉っぱはシダの葉っぱに似ています。
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以上、田代山登山の様子でした。

さて、今回の演奏曲は「On Green Dolphin Street」この曲もセッションでは良く演奏される曲で、ジャズのスタンダードナンバーとなっております。私も好きな曲なので、良く演奏します。
今回も福島市のミュージックバー「ハーベスト」でピアノトリオでのセッション時の録音です。
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2023 07 21 コウホネ [写真とJAZZ]

 さて、今回は6月中旬、良く通っている郡山市の「逢瀬公園」に行った様子をお伝えしましょう。

この公園、今までにも何回も紹介していますが、1周しますと約5km、1万歩になるので、健康を兼ねて散策しております。

散策路
緑も多くなって、気持ちの良い散策ができます。
1-散策路.jpg


この池、春はミツガシワが咲きますが、今はコウホネがあちこちで咲いていました。
池の中の方に咲いているので、400mmの超望遠レンズでの撮影です。
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森の中では、タツナミソウの後にママコナがあちこちに咲いていました。
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ツルアリドオシ
とても小さい花、対で咲きます。
5-ツルアリドオシ.jpg


更に緑の中を進みます。
いくつかの野草が咲いていました。
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イチヤクソウ
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ヤマオダマキは終盤でした。
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ミツバシモツケも花が1つだけ残っていました。
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キリンソウは今が盛りと群生で咲いていました。
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以上、6月半ばの逢瀬公園の様子でした。

さて、今回の演奏曲は「Yard Bird Suite」チャーリーパーカーの有名な曲ですが、好きな曲なので。良くセッション時には演奏します。
今回も福島市のミュージックバー「ハーベスト」でのセッション時の録音、ピアノトリオでの演奏です。
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2023 07 15 ヒトツボクロ [写真とJAZZ]

 さて、今回は6月中旬と下旬の2回、福島県県民の森(フォレストパークあだたら)に行った様子をお伝えしましょう。

この県民の森、安達太良山ろくに広がる広大な土地に、キャンプ場、温泉施設、遊歩道などが整備されていて、特にキャンプ場は全国でも有名で、100以上のサイトが土日は予約で埋まるほどだそうです。

春先から色々な山野草が咲きますので、良く訪れていますが、今回はこの時期ヒトツボクロが咲くので、会いに出かけました。6月中に2回訪れましたが、それぞれに珍しい山野草に出会いましたので、2回まとめてアップしました。

ホタルブクロ2種類に出会えました。
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イチヤクソウはつぼみの時期が長く、ようやく開花しました。
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ウメガサソウもつぼみの時期が長く、この花もようやくその白い花は開花しました。この花高さ数センチ、しかも下を向いて咲きますので、花の中を撮るのは一苦労です。
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更に奥に進みます。木々葉っぱも元気に育っています。
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タツナミソウがまさに波形のように咲いていました。
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サイハイランも満開になりました。
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バイケイソウは葉っぱが先に出て、茎が伸び、葉っぱが枯れてきたころ花が咲きます。
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さあ、そろそろヒトツボクロが咲く辺りに来ました。アカマツ林やヤマツツジの下の方に10~20㎝で薄緑からこげ茶の地味な色で5mm程度の花を付けます。シュンランを別名ホクロと言い、葉っぱが1枚あるのでその名が付いたという説もあるそうです。

何せ、地味な色で小さく目立たないので、探すのも大変ですが、それを撮影するのはもっと結構大変です。
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以上6月中旬から後半にかけての県民の森の様子でした。

さて、今回の演奏曲は「Softly As In A Morning Sunrise」(朝日のごとくさわやかに)です。大好きな曲ですので、セッション時によく演奏します。今回は福島市のミュージックバー「ハーベスト」でのピアノトリオによる演奏、ピアノY.N氏、ベースT.H氏、そしてドラムは私目です。
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2023 07 11 ヒメサユリ [写真とJAZZ]

 さて、今回は6月初旬に、福島県喜多方市にある「ヒメサユリ群生地」に行った様子をお伝えしましょう。

この群生地は、喜多方市の北西側に位置する熱塩加納町の山麓部にあります。山の斜面にヒメサユリが自生し、それを地元の方々が大切に管理、保存しております。

福島県にはもう一か所、南会津の高清水自然公園にももっと大規模なヒメサユリの群生地がありますが、こちらはこの時期まだ開花になっていませんでした。

群生地入口看板
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この斜面にあちこち咲いていました。
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遊歩道は、勾配はありますが、歩きやすく整備されております。
3-群生地.jpg


遊歩道のまわりには、咲き始めたヒメサユリがちらほら咲いていました。
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遊歩道から離れた所に、しっかり開いたヒメサユリが咲いていたので、ここからは400mmの望遠で撮影しました。
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ヒメサユリをじっくり見学した後は、お決まりのコース、喜多方ラーメンです。

人気のある「一平」
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以上、ヒメサユリでした。

さて今回の演奏曲は「I Mean You」。
好きな曲なので、セッション時には良くリクエストして演奏します。このブログでも何回かアップしていますが、今回は福島市内にあるミュージックバー「ハーベスト」でのピアノトリオによるセッション時の録音です。

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2023 07 05 一切経山~鎌沼登山 [写真とJAZZ]

 さて、今回は5月末日、福島市の西側にある吾妻連峰の一角、「一切経山~鎌沼」を登って来ました。

一切経山は、観光道路スカイラインの最上部にある浄土平まで車で行き、そこから登山開始です。

今回のコース
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一切経山は活火山で噴煙を出していて、噴火警戒レベル1の状況です。
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登山道を進みます。
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途中、イワカガミが咲き出していました。
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酸ガ平まで急こう配の登山道を登ります。
5-登山道.jpg


眼下には車を止めた浄土平、吾妻小富士が見えました。
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ようやく酸ガ平に到着、先に見える建物は避難小屋とトイレ、その脇を通って一切経山に向かいます。
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今日一番の難所、急こう配のガラ場をひたすら登りますが帰りもここを通るので足元要注意です。
8-登山道.jpg


途中、この後で向かう鎌沼が見えました。
9-酸ガ平、鎌沼.jpg


ようやく山頂が遠くに見えました。
10-登山道.jpg


吾妻小富士の噴火口が見えて来ました。山頂はもうすぐです。
11-吾妻小富士の噴火口.jpg


西南方面には東吾妻山その右側に磐梯山が見えました。
12-東吾妻と磐梯山.jpg


一切経山山頂1948.8m到着
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「魔女の瞳」と呼ばれる五色沼がきれいに見えました。
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北方面には蔵王連峰が見えました。
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北西方面には月山、その右側にうっすらと鳥海山が見えました。
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先ほど登ってきたガラ場を慎重に下り、避難小屋を通って酸ガ平に戻り、鎌沼方面に進みます。
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鎌沼です。
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さっそく高山植物に出会いました。
ヒメイチゲ
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残雪の中を進みます。
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まだ結構雪が残ってました。
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ミネザクラも咲いていました。
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この辺から浄土平までの下りにはいくつか高山植物が咲き始めていました。

イワナシ
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タケシマラン
葉っぱの下には4mmぐらいの小さな花を数個付けますが、葉っぱをひっくり返さないとその花は見えません。
24-タケシマラン.jpg


ショウジョウバカマはまだ残っていました。
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ミツバオウレンも咲き始めました。
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イワカガミ
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登山道から外れた数メートルの所に白い花を見つけたので、近くに行ってみたら、何とサンカヨウでした。
この辺では初めての出会いです^^。
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以上、一切経山~鎌沼登山の様子でした。

さて今回の演奏曲は「I'll Close My Eyes」1945年ビリー・レイド作曲、バディ・ケイ作詞
日本名「瞳を閉じて」、さわやかなテーマで、ジャズのスタンダードとなりました。
今回も福島市の「Jazz Spot MINGUS」でのセッション時の録音です。
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