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2023 08 14 駒止湿原(ニッコウキスゲ) [写真とJAZZ]

 さて、今回は7月初旬に訪れた、南会津にある「駒止湿原」の様子をお伝えしましょう。

この駒止湿原は、標高1100mにある高層湿原で、3つの谷地で構成されております。面積は3つ合わせて27ha、その周辺の森林を含め148haが国の天然記念物に指定されていて、学術的にも高い評価を得ているそうです。

案内看板
3つの谷地は合わせて片道3240m、往復しますと、ゆっくり写真を撮りながらですが、約4時間かかります。
1-湿原案内看板.jpg



広い駐車場、綺麗なトイレも完備されております。
2-駐車場.jpg


湿地帯の入り口です。
ここで靴の底に着いた不純物などを落とします。
無作法なカメラマンにも注意を促しております。
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ニッコウキスゲが見ごろでした。
4-木道とニッコウキスゲ.jpg


5-ニッコウキスゲ.jpg


6-ニッコウキスゲ.jpg


7-ニッコウキスゲ.jpg


トキソウ
あちこちにたくさん咲いていました。鳥のトキの羽の色に似ているのでこの名が付いたそうで、花の大きさ1~2㎝の小さな花です。
8-トキソウ.jpg


サワラン
トキソウに比べ、数は少ないようです。大きさ2~3㎝の赤紫色の鮮やかな花を付けます。湿地帯(沢沿い)に咲くランと言う事で、この名が付いたそうです。
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これは珍しい、オニノヤグラ。
腐生植物で、1mぐらいの高さになります。鬼が用いた弓の矢の例えて名付けられたそうです。
10-オニノヤガラ.jpg


ハクサンシャクナゲ
白い可愛い花を付けていました。
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コバノフユイチゴ
ブナの森の中に群生して咲いていました。1cm程度の白い花です。
12-コバノフユイチゴ.jpg


これはおなじみのギンリョウソウ
これも腐生植物で、やはりブナ林の中にひっそり咲いていました。
13-ギンリョウソウ.jpg


ツルココケモモ
大変小さな花(7~8mm)が重なるように群生して咲きます。高さも数センチしかないので、撮影には大変苦労します。
14-ツルコケモモ.jpg


帰りは涼しさを求めて、ブナ林を散策して戻りました。そよ風が天然のクーラー、気持ちよく散策できました。
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以上、駒止湿原の様子でした。

さて、今回の演奏曲は「Maiden Voyage」日本名「処女航海」、1965年ハービー・ハンコックの発表した名作です。この曲のメンバーも超一流のジャズメンで、「ジャズ100年の歴史に残る100曲」の一つとしても知られております。

ハンコックの妹がこの曲を聴いて「Voyage」と言う言葉を連想したそうで、そこからこのタイトルが決まったと言う逸話がありますが、まさにこれから出港して航海するような出だしで、大変かっこいい曲です。今回セッションでリクエストがあったため初めて演奏しましたが、難しい曲の割にはまあまあな演奏だったと思います(^^♪。

今回も福島市の「Jazz Spot MINGUS」でのセッション時の録音です。(演奏時間が長いので、MP3の質を若干落としてアップしています。)
16 4月28日Mingus-Session-JWS.jpg





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2023 08 04 蔵王登山(コマクサ) [写真とJAZZ]

 さて、今回は7月初旬、宮城県と山形県にまたがる蔵王連峰に行った様子をお伝えしましょう。

天気は快晴、風も無く絶好の登山日和、今回も刈田駐車場レストランに車を止めて、御釜の見下ろす馬の背を通り、石室避難小屋直下に咲くコマクサに逢い、蔵王連峰で一番高い熊野岳まで行きます。

普通の人はここで終わって帰りますが、我々は、多くの高山植物の出会いを求め、そこから山形蔵王スキー場にあるロープウェイの山頂終点駅まで下ります。実はこの下りの登山道には高山植物がたくさん咲きます。山頂駅まで高山植物を見ながら下ったら、今度はそこから登り返して、再び山頂尾根経由で刈田駐車場まで戻ります。往復6時間ほどかかりますが、いろいろな高山植物に逢うことが出来るので、お薦めのコースです。

今回のコース
1-登山ルート.jpg


登り始めると遠くの雲海の上に朝日連峰と飯豊連峰が見えました。
2-朝日連峰.jpg


3-飯豊連峰.jpg


噴火口跡の御釜を見下ろすように馬の背を先に進みます。
4-馬の背.jpg


御釜も綺麗に見えました。
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遠くに見えるレストハウスが刈田駐車場、スタート地点です。
6-御釜近辺.jpg


ガラ場を登って石室避難小屋に向かいます。その途中にコマクサの群生があります。
7-登山道.jpg


高山植物の女王と言われるコマクサです。
ちょうど咲き始めた所でしたのでとても初々しかったです。
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9.5-コマクサ.jpg


9-コマクサ.jpg


尾根に出ると、遠くに月山、さらに遠くに鳥海山が見えました。
10-月山.jpg


11-鳥海山.jpg


蔵王連峰の最高峰熊野岳山頂です。
12-熊野岳山頂.jpg


さらに、今度は蔵王ロープウェイ山頂駅に向かって下って行きます。このルートには多くの高山植物が咲きます。
13-登山道.jpg


さっそく高山植物のオンパレードです。
14-イワカガミ.jpg


15-アオノツガザクラ.jpg


オノエランは咲き始めでした。
16-オノエラン.jpg


ハクサンチドリは、登山道脇のあちこちに花を咲かせていました。
17-ハクサンチドリ.jpg


久しぶりに出会ったベニバナイチヤクソウ。
18-ベニバナイチヤクソウ.jpg


コケモモの花はとても小さい(3~4mm)です。
19-コケモモ.jpg


ムシトリスミレもたくさん咲いていました。モウセンゴケとともに食虫植物です。
20-ムシトリスミレとモウセンゴケ.jpg


湿地部分には、ヒナザクラやイワイチョウが咲いていました。
21-ヒナザクラ.jpg


22-イワイチョウ.jpg


ツマトリソウも元気でした。
23-ツマトリソウ.jpg


ようやく山頂駅に到着、ここには地蔵尊が祀られています。
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この付近はここ2,3年でオオシラビソ(アオモリトドマツ)が害虫のため枯れ始めて、特に山頂駅周りや地蔵岳周りでその被害が大きく、蔵王名物の樹氷にも大きな悪影響を与えています。
25-枯れたアオモリトドマツ.jpg


ここでUターンして下ってきた道を登り返します。
26-登山道.jpg


一旦下って尾根まで登ります。
27-登山道.jpg


もう少しで尾根です。そろそろばて気味です(笑)。
28-登山道.jpg


ようやく尾根に出たら、あとはスタート地点の刈田駐車場まで下って、登山終了となります。
29-馬の背方面.jpg


以上、蔵王登山の様子でした。

さて、今回の演奏曲は「You'd Be So Nice To Come Home To」1942年コール・ポーター作曲で映画の挿入歌です。ヘレン・メリルやアニタ・オディなどの有名歌手が歌って大ヒット、ジャズのスタンダードナンバーとして、多くのミュージシャンが演奏しております。

今回は福島市のJazz Spot [MINGUS]でのセッション時の録音です。
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2023 07 28 田代山(オサバグサ) [写真とJAZZ]

 さて、今回は6月下旬に「田代山」に登った様子をお伝えしましょう。
この田代山は花の百名山に指定されていて、高山植物の多い山として親しまれております。

隣にはオサバグサで有名な帝釈山があり、ともに燧ケ岳や会津駒ケ岳と同じ尾瀬国立公園内に位置しております。自宅からは車で3時間ほどかかりますが、この時期オサバグサが見られるようなので、出かけてみました。

田代山全景(ネットから引用)
このような山なので、登山口からは木製の階段などで急登が続きますが、山頂は広い湿原になっていて木道が回っています。山頂付近にはトイレや避難小屋があり、そこを過ぎるとオサバグサが咲く帝釈山に続きます。
2-田代山山頂.jpg


3-田代山チラシ.jpg


今回の登山ルート
国道352号線で湯の花温泉まで行き、そこから林道を約13km行った所に猿倉登山口があります。大きな駐車場とトイレも完備されていますが、この時期オサバグサを見たさに多くの登山者が登りますので、すでに満車、何とか路上に止めることができました。
1-田代山登山コース.jpg


猿倉登山口
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何と登り始めてすぐにコケイランが咲いていました。
大変珍しいランでなかなかその姿を見ることは難しいランです。
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6-コケイラン.jpg


沢沿いにもいくつか植物が花を付けていました。
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9-ラショウモンカズラ.jpg


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階段状の急な登山道を登り続けます。
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登山道の傍らにもいくつか咲いていました。

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更に登山道を先に進みます。
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しばらく登りますと、小さな湿原があります(小田代)。
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ここでは湿原の植物が咲いていました。
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17-タテヤマリンドウ.jpg


18-コイワカガミ.jpg


さらに30分ほど急な登山道を登ると、大きな湿原の山頂に着きます。

奥の方に、会津駒ケ岳や燧ケ岳が見えました。
19-山頂湿地帯.jpg


山頂1971mです。
20-田代山山頂.jpg


チングルマ
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帝釈山方面の入り口付近にミツバオウレンが咲いていました。
NHK朝ドラ「ランマン」の万太郎の母親が好きだった花バイカオウレンはこの花の仲間です。
22-ミツバオウレン.jpg


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そこから帝釈山に向かう途中から、目指すオサバグサがたくさん咲いていました。
中部と東北の一部に咲く一属一種の貴重な植物です。ちなみに葉っぱはシダの葉っぱに似ています。
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以上、田代山登山の様子でした。

さて、今回の演奏曲は「On Green Dolphin Street」この曲もセッションでは良く演奏される曲で、ジャズのスタンダードナンバーとなっております。私も好きな曲なので、良く演奏します。
今回も福島市のミュージックバー「ハーベスト」でピアノトリオでのセッション時の録音です。
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2023 07 21 コウホネ [写真とJAZZ]

 さて、今回は6月中旬、良く通っている郡山市の「逢瀬公園」に行った様子をお伝えしましょう。

この公園、今までにも何回も紹介していますが、1周しますと約5km、1万歩になるので、健康を兼ねて散策しております。

散策路
緑も多くなって、気持ちの良い散策ができます。
1-散策路.jpg


この池、春はミツガシワが咲きますが、今はコウホネがあちこちで咲いていました。
池の中の方に咲いているので、400mmの超望遠レンズでの撮影です。
2-コウホネ.jpg


3-コウホネ.jpg


森の中では、タツナミソウの後にママコナがあちこちに咲いていました。
4-ママコナ.jpg


ツルアリドオシ
とても小さい花、対で咲きます。
5-ツルアリドオシ.jpg


更に緑の中を進みます。
いくつかの野草が咲いていました。
6-散策路.jpg


イチヤクソウ
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ヤマオダマキは終盤でした。
8-ヤマオダマキ.jpg


ミツバシモツケも花が1つだけ残っていました。
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キリンソウは今が盛りと群生で咲いていました。
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以上、6月半ばの逢瀬公園の様子でした。

さて、今回の演奏曲は「Yard Bird Suite」チャーリーパーカーの有名な曲ですが、好きな曲なので。良くセッション時には演奏します。
今回も福島市のミュージックバー「ハーベスト」でのセッション時の録音、ピアノトリオでの演奏です。
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2023 07 15 ヒトツボクロ [写真とJAZZ]

 さて、今回は6月中旬と下旬の2回、福島県県民の森(フォレストパークあだたら)に行った様子をお伝えしましょう。

この県民の森、安達太良山ろくに広がる広大な土地に、キャンプ場、温泉施設、遊歩道などが整備されていて、特にキャンプ場は全国でも有名で、100以上のサイトが土日は予約で埋まるほどだそうです。

春先から色々な山野草が咲きますので、良く訪れていますが、今回はこの時期ヒトツボクロが咲くので、会いに出かけました。6月中に2回訪れましたが、それぞれに珍しい山野草に出会いましたので、2回まとめてアップしました。

ホタルブクロ2種類に出会えました。
1-ホタルブクロ.jpg


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イチヤクソウはつぼみの時期が長く、ようやく開花しました。
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4-イチヤクソウ.jpg


ウメガサソウもつぼみの時期が長く、この花もようやくその白い花は開花しました。この花高さ数センチ、しかも下を向いて咲きますので、花の中を撮るのは一苦労です。
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更に奥に進みます。木々葉っぱも元気に育っています。
7-散策路.jpg


タツナミソウがまさに波形のように咲いていました。
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サイハイランも満開になりました。
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バイケイソウは葉っぱが先に出て、茎が伸び、葉っぱが枯れてきたころ花が咲きます。
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さあ、そろそろヒトツボクロが咲く辺りに来ました。アカマツ林やヤマツツジの下の方に10~20㎝で薄緑からこげ茶の地味な色で5mm程度の花を付けます。シュンランを別名ホクロと言い、葉っぱが1枚あるのでその名が付いたという説もあるそうです。

何せ、地味な色で小さく目立たないので、探すのも大変ですが、それを撮影するのはもっと結構大変です。
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以上6月中旬から後半にかけての県民の森の様子でした。

さて、今回の演奏曲は「Softly As In A Morning Sunrise」(朝日のごとくさわやかに)です。大好きな曲ですので、セッション時によく演奏します。今回は福島市のミュージックバー「ハーベスト」でのピアノトリオによる演奏、ピアノY.N氏、ベースT.H氏、そしてドラムは私目です。
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2023 07 11 ヒメサユリ [写真とJAZZ]

 さて、今回は6月初旬に、福島県喜多方市にある「ヒメサユリ群生地」に行った様子をお伝えしましょう。

この群生地は、喜多方市の北西側に位置する熱塩加納町の山麓部にあります。山の斜面にヒメサユリが自生し、それを地元の方々が大切に管理、保存しております。

福島県にはもう一か所、南会津の高清水自然公園にももっと大規模なヒメサユリの群生地がありますが、こちらはこの時期まだ開花になっていませんでした。

群生地入口看板
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この斜面にあちこち咲いていました。
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遊歩道は、勾配はありますが、歩きやすく整備されております。
3-群生地.jpg


遊歩道のまわりには、咲き始めたヒメサユリがちらほら咲いていました。
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遊歩道から離れた所に、しっかり開いたヒメサユリが咲いていたので、ここからは400mmの望遠で撮影しました。
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6-ヒメサユリ.jpg


7-ヒメサユリ.jpg


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ヒメサユリをじっくり見学した後は、お決まりのコース、喜多方ラーメンです。

人気のある「一平」
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10-喜多方ラーメン.jpg


以上、ヒメサユリでした。

さて今回の演奏曲は「I Mean You」。
好きな曲なので、セッション時には良くリクエストして演奏します。このブログでも何回かアップしていますが、今回は福島市内にあるミュージックバー「ハーベスト」でのピアノトリオによるセッション時の録音です。

2月18日ハーベストセッション.jpg







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2023 07 05 一切経山~鎌沼登山 [写真とJAZZ]

 さて、今回は5月末日、福島市の西側にある吾妻連峰の一角、「一切経山~鎌沼」を登って来ました。

一切経山は、観光道路スカイラインの最上部にある浄土平まで車で行き、そこから登山開始です。

今回のコース
1-登山ルート.jpg


一切経山は活火山で噴煙を出していて、噴火警戒レベル1の状況です。
2-一切経山と湿地帯.jpg


登山道を進みます。
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途中、イワカガミが咲き出していました。
4-イワカガミ.jpg


酸ガ平まで急こう配の登山道を登ります。
5-登山道.jpg


眼下には車を止めた浄土平、吾妻小富士が見えました。
6-吾妻小富士と浄土平.jpg


ようやく酸ガ平に到着、先に見える建物は避難小屋とトイレ、その脇を通って一切経山に向かいます。
7-酸ガ平.jpg


今日一番の難所、急こう配のガラ場をひたすら登りますが帰りもここを通るので足元要注意です。
8-登山道.jpg


途中、この後で向かう鎌沼が見えました。
9-酸ガ平、鎌沼.jpg


ようやく山頂が遠くに見えました。
10-登山道.jpg


吾妻小富士の噴火口が見えて来ました。山頂はもうすぐです。
11-吾妻小富士の噴火口.jpg


西南方面には東吾妻山その右側に磐梯山が見えました。
12-東吾妻と磐梯山.jpg


一切経山山頂1948.8m到着
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「魔女の瞳」と呼ばれる五色沼がきれいに見えました。
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北方面には蔵王連峰が見えました。
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北西方面には月山、その右側にうっすらと鳥海山が見えました。
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先ほど登ってきたガラ場を慎重に下り、避難小屋を通って酸ガ平に戻り、鎌沼方面に進みます。
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鎌沼です。
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さっそく高山植物に出会いました。
ヒメイチゲ
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残雪の中を進みます。
20-登山道.jpg


まだ結構雪が残ってました。
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ミネザクラも咲いていました。
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この辺から浄土平までの下りにはいくつか高山植物が咲き始めていました。

イワナシ
23-イワナシ.jpg


タケシマラン
葉っぱの下には4mmぐらいの小さな花を数個付けますが、葉っぱをひっくり返さないとその花は見えません。
24-タケシマラン.jpg


ショウジョウバカマはまだ残っていました。
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ミツバオウレンも咲き始めました。
26-ミツバオウレン.jpg


イワカガミ
27-イワカガミ.jpg


登山道から外れた数メートルの所に白い花を見つけたので、近くに行ってみたら、何とサンカヨウでした。
この辺では初めての出会いです^^。
28-サンカヨウ.jpg


以上、一切経山~鎌沼登山の様子でした。

さて今回の演奏曲は「I'll Close My Eyes」1945年ビリー・レイド作曲、バディ・ケイ作詞
日本名「瞳を閉じて」、さわやかなテーマで、ジャズのスタンダードとなりました。
今回も福島市の「Jazz Spot MINGUS」でのセッション時の録音です。
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2023 06 27 タチカメバソウ [写真とJAZZ]

 さて今回は、5月下旬、裏磐梯に行った様子をお伝えしましょう。

裏磐梯には通行止めになった旧道(林道)があり、当然ですが、徒歩で進みますと結構いろいろな山野草が咲いています。また、あまり人も来ないと言う事で、意外と山菜も採れます。

旧道に入ります。
熊と出くわさないように、熊鈴とラジオは必須です。
1-裏磐梯旧道.jpg


5月下旬ですが、ようやく新緑が始まった感じです。
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ミズバショウは葉っぱが大きくなっていました。
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とても珍しく、あまり他では見かけないタチカメバソウ。
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5-タチカメバソウ.jpg


その他にも小さい花々がいくつか咲いていました。
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7-タニギキョウ.jpg


8-サワハコベ.jpg


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このスミレが咲くとスミレの季節も最終です。
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柔らかそうなコゴミ、私は軽くゆでてマヨ醤油でいただきます。
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山菜の定番、ワラビ。
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天ぷらにしたらタラノメよりも美味しいヤマウド、若芽は当然天ぷら、茎は味噌を付けて、葉っぱは味噌汁に入れて食べます。
13-ヤマウド.jpg


この日の成果、食べる分だけ採ります。
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山菜も採れたし、桧原湖畔に移動しました。
15-裏磐梯と桧原湖.jpg


まもなく6月というのに、残雪の脇にキクザイイチゲが咲いていました。
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アケビの花、秋口が楽しみです。
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更に移動して、裏磐梯休暇村の遊歩道を散策しました。
17-裏磐梯国民休暇村遊歩道.jpg


いくつかの山野草が咲いていました。
18-コンロンソウ.jpg


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裏磐梯山もくっきり見えました。
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以上、裏磐梯散策の様子でした。

さて、今回の演奏曲は「If I Where A Bell」、1950年にミュージカル「Guy and Dolls」のために、フランク・レッサーが書いた曲です。その後いろいろなミュージシャンが演奏し、ジャズのスタンダードナンバーになりましたが、特にマイルス・デイビスクインテットの演奏は有名ですね♪。

今回も福島市の「Jazz Spot MINGUS」でのセッション時の録音、若手のボントロ奏者をフィーチャーした演奏です。
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2023 06 022 昭和万葉の森 [写真とJAZZ]

 さて、今回は5月下旬、宮城県の北部に位置する大衡村にある「昭和万葉の森」に行った様子をお伝えしましょう。

この森には、毎年今時期に訪れております。春先から秋口にかけて山野草が数多く咲きますので、仙台在住中は、良く訪れていましたが、現在は福島県在住のため、おおむねこの時期に訪問しております。

一番の目的は、環境省レッドリストⅡ類に指定されている超貴重植物「キンラン」に逢うためです。

昭和万葉の森案内看板
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広い中駐車場やレストランもあります。
2-駐車場.jpg


園内
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天気のいい中、緑が茂ってきて、気持ちの良い散策です。
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さっそく道脇に咲いていました。ササバギンランです。この植物もキンランほどではありませんが、あまり見かけない貴重な植物で、白い花はあまり開きません。
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しばらく森の中を進みますと、終盤ではありましたが、木陰にルリソウが群生して咲いていました。
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カエルがルリソウを覗いていました(^_^)。
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更に緑に囲まれた森の中を進みます。
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咲いていました!!。しかも数も咲いている場所も増えていました。この森を管理している方々がしっかり保護していると思います。
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以上、昭和万葉の森の様子でした(^^♪。

さて今回の演奏曲は「I Mean You」、このブログでも何回かアップしておりますが、好きな曲なのでセッション時には良く演奏します。今回も福島市にある「Jazz Spot MINGUS」でのセッション時の録音、今回はミディアムテンポでの演奏です。
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2023 06 17 県民の森 [写真とJAZZ]

 さて、今回は5月中旬に福島県県民の森に行った様子をお伝えしましょう。

この県民の森、今回で今年2回目ですが、安達太良山の山麓に広がる森で、季節ごとにいろいろな山野草が咲きます。

また、フォレストパークあだたらと言う大規模なキャンプ場や温泉施設があり、県内外からも多くの人が訪れます。

緑が茂って来ました。
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チゴユリがたくさん咲いていました。
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ギンリョウソウも咲き始めました。
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あまり見ることが出来ませんが、ルイヨウボタンもいくつか咲いていました。漢字では「類葉牡丹」と書きます。まさに葉っぱが牡丹に似ているので、この名が付いたとの事です。
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綺麗な緑に包まれた散策路
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フデリンドウも群がって咲いていました。
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クリンソウは長期にわたってその花を付けていました。
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ルリソウはひっそりと森の中に咲いていました。
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散策路
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ヤマツツジも咲き始めました。
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ユキザサはあちこちで咲いていました。
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沢沿いの緑も綺麗に茂っていました。
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これは超珍しいトリガタハンショウヅル、すでに終盤でしたが、この1株に1つの花が残っていました(^^♪。
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ササバギンランも咲き始めました。
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以上、5月中旬の県民の森の様子でした。

さて、今回の演奏曲は「Softly As In A Morning Sunrise」好きな曲なのでこのブログでも何回かアップしていますが、今回はテナーサックスとウッドベースそしてドラムのトリオによる演奏で、テナーのS.T氏の絶秒なアレンジによる演奏です。いつものように福島市の「Jazz Spot MINGUS」でのセッション時の演奏です。
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